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オオサンショウウオ先生の医療統計セミナー

医療関係者向け

ビデオ講義・論文読解

KoALA

オオサンショウウオ先生の医療統計セミナー

このコースでは、臨床試験・メタアナリシス・疫学研究の方法論を、学習支援環境KoALA上で体系的に学びます。教材として、リツキシマブ臨床試験、抗凝固薬メタアナリシス、受動喫煙コホート研究の論文を扱います。

  1. 到達目標:臨床試験・メタアナリシス・疫学研究の方法論とその原理を理解し、医学論文を正しく解釈できるようになる
  2. 内容:連続データ、2値・計数データ、生存時間データ、p値、サンプルサイズ計算、ランダム化臨床試験、Intention-to-treatの原則、メタアナリシス、公表バイアス、固定効果モデルと変量効果モデル、サブグループ解析と交互作用の検定、ロジスティック回帰、ROC曲線、コホート研究、ケース・コントロール研究、交絡、プロペンシティスコア
  3. 形式:ビデオ講義(16回)、論文読解、問題演習
  4. 学習時間の目安:48時間
  5. 履修要件: 医学論文を読むために必要な英語力

到達目標

このe-learningコース「オオサンショウウオ先生の医療統計セミナー」は、「臨床医学の論文を読んでみたい」、「読んだとき方法や結果が正しく理解できているか自信がない」といった方に向けて、臨床医学で用いられる統計学を解説するものです。

臨床医学において、統計学がもっとも活用されたのは臨床試験ですが、最近では疫学研究、データベース研究、メタアナリシスの方法論が著しく発展しています。このコースはそれらをスコープに入れて、リツキシマブ臨床試験(Iijima, et al. Lancet 2014)抗凝固薬メタアナリシス(Ruff, et al. Lancet 2014)受動喫煙コホート研究(Tanaka, et al. BMJ 2015)という三つの論文と関連する三つのデータセットを題材に用います。いずれも医療における治療方針や健康政策の科学的根拠になったものです。このコースは、以下の三つを学習の到達目標としています。

1)臨床試験・メタアナリシス・疫学研究の方法論とその原理を理解する

2)p値からプロペンシティスコアまでよく用いられる統計手法を学ぶ

3)医学論文のResultsを正しく解釈できるようになる

コース概要

KoALAウェブサイトから配信している講義動画は以下の通りです。

Week I. データの記述

Session I. オリエンテーション・抄録の読み方とPICO/PECO

Session II. 連続データの解析

Session III. 2値・計数データの解析

Session IV. 生存時間解析

Week II. 臨床試験

Session I. p値・サンプルサイズ計算

Session II. ランダム化

Session III. Intention-to-treatの原則

Session IV. 臨床試験と規制

Week III. メタアナリシス

Session I. 試験ごとのバイアスの評価

Session II. 公表バイアス

Session III. 固定効果モデルと変量効果モデル

Session IV. サブグループ解析と交互作用の検定

Week IV. 疫学研究

Session I. 散布図と回帰分析

Session II. ロジスティック回帰とROC曲線

Session III. コホート研究とケース・コントロール研究

Session IV. 交絡とプロペンシティスコア

講義動画を視聴した後には、理解を確かめるための問題・宿題が用意されています。宿題は論文読解が含まれているため、医学論文を読むために必要な英語力が必要になります。学習時間については、週3時間×4週を目安にしてください。なお、このコースは「短期集中! オオサンショウウオ先生の医療統計セミナー」に基づいて構成されています。

KoALA

このコースは、京都大学が運営するウェブサイトKyoto University Online for Augmented Learning Activities(KoALA)から配信しています。京都大学の学生アカウント(ECS-ID)または教職員アカウント(SPS-ID)で本サイトに登録できます。
学外の方は、KoALAウェブサイト(https://koala.highedu.kyoto-u.ac.jp/register)にアクセスして、アカウントを作成する必要があります。